- 0 COMMENT
- SHARE
- TWEET
- EDIT
- CATEGORY金融と起こされる事件
英ジョンソン政権が香港デモのために出来ること。イギリスの香港人権保護と対中国戦略。
英国ジョンソン政権の対中国(香港)戦略
●2012年米、2017年加、2018年英が成立させた、マグニツキー法とは?
「1984年の中英連合宣言を守れ。英国は中国に要求する権利がある」
●「35年前の協定は国際協定である。これは、香港人にデモの権利を与え、さらに国際法に定められた人権を守る義務を中国政府に課している」
●香港だけでなく、新疆ウイグル自治区でのウイグル人の人権弾圧についても表明
●英国海外パスポート BN(O) passportとは?
・海外で英国国籍を持つ人のパスポートのこと。
・香港返還が決まってから出来たもので、香港永住者向け
・340万人の香港人がこのパスポート所持している。
彼らに英国で住居提供するかどうかが議論
■ジョンソン政権が香港デモのために出来ること。イギリスの香港人権保護と対中国戦略!
https://youtu.be/tJq0WEc6nuI
20191001 イギリスの香港人権保護と対中国戦略!【及川幸久−BREAKING−】
32,137 回視聴•2019/10/01
12:42
及川幸久 潜在意識チャンネル
チャンネル登録者数 5.89万人
<本日の及川幸久−BREAKING NEWS− >※ほぼ毎日更新※ ⬇︎文字起こしまとめ有り⬇
(以下に投稿記事を転載)
<文字起こし編集まとめ>
________________________________________
・9月29日、英国での各政党が党大会が開かれる
・保守党の党大会でドミニク・ラーブ外務大臣が香港デモに関わる重要な発表
「英国は、EU離脱後、人権弾圧を行った者に対して英国内にある資産を凍結する法案を提示する」【マグニツキー法】
・このニュースは日本のメディアが報道しないようなのでここで紹介したい
♦︎マグニツキー法とは?<ロシア弁護士セルゲイ・マグニツキー>
・2008年ロシアの弁護士セルゲイ・マグニツキーは2億3千万ドルの巨額横領事件を告発
・ところが彼自身が関係者であると冤罪を受ける。投獄 拷問の末、2009年獄中で死亡(37歳)
・この事件の真相を知った米国議会超党派が2012年に、<本事件の関係者の米国ビザ発給禁止、資産凍結を行う>という法を制定。マグニツキーの死に責任があるロシア当局者を罰するのが目的
・彼の名前を冠して【マグニツキー法】と名付けられる
・米国議会がロシア人の名前を付けた米国の法律作るというのは日本では考えられないこと
・ロシアはこれに反発
・2016年、米議会はこの法律を国際的に展開させる。
・米国政府はロシアだけでなく<世界で人権弾圧をした者に対して、資産凍結、入国禁止措置>
・2017年、カナダが同じ法律を成立
・2018年、英国も「マグニツキー修正条項」を可決
・2019年、9月29日、英国ラーブ外務大臣がブレグジット後に、英国版マグニツキー法施行を表明。「拷問を含め人権弾圧を行った者に対して英国はビザ発給禁止、資産凍結をする」
♦︎EU離脱後、英国の新しい国家戦略 「英国は世界に正義を示す」
〜ラーブ外相の国際戦略〜
・英国のEU離脱後のビジョンは「グローバル・ブリテン(イギリスの国際化)」
・その柱が「人権問題」
・人権弾圧をした者に対して先ほどの資産凍結(不動産含む)、入国禁止
・人権弾圧をしている者にロンドンでのショッピングを許すわけにはいかない
♦︎ジョンソン政権の対中国(香港)戦略
・中国に対し、「1984年の中英連合宣言を守れ。英国は中国に要求する権利がある」
・英国の下院議会では、ラーブ外相へ与野党両方から香港問題に対して厳しい質問が続いた
・それに答える形で外相は中国に厳しく警告。特に香港への軍事介入の懸念を露わに:
「35年前の協定は国際協定である。これは、香港人にデモの権利を与え、さらに国際法に定められた人権を守る義務を中国政府に課している」
・香港だけでなく、新疆ウイグル自治区でのウイグル人の人権弾圧についても表明
♦︎英国海外パスポート BN(O) passportとは?
・海外で英国国籍を持つ人のパスポートのこと。
・香港返還が決まってから出来たもので、香港永住者向け
・340万人の香港人がこのパスポート所持している。
彼らに英国で住居提供するかどうかが議論
・ラーブ外相は「第二の天安門事件が起きれば、我らはルビコン川へを渡ることになる」と発言
・そうなったら英国も国際社会も容赦しない。
・この場合、英国はBNパスポートを香港人に発給する
米国とは違う形で、英国は香港のために出来ることを発信し始めている
== FIN ==