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Author:kenchicjunrei 日々の生活の関心ごとと建築とか、投資、金融政策、支配層のこと、などについて書いています。 記事の多いカテゴリー: 歴史・日本建国 (26)、核と人工知能 (38)、金融と起こされる事件 (45)、金融経済投資 (44)

ほとんどの日本人は、JAL123便墜落事件の真相については、まったく完全にかすりもしない。日月土氏は核弾頭断片、イエローケーキ、BF4=毒ガス原料・RC-130・Mig-25・U-2・F-106の撃墜破片を現場で証拠収集している。 



『新・日本の黒い霧』の日月土氏のJAL123便撃墜事件の再調査レポートは、2009年8月に始まり現在11年目にはいり、430記事を超えた。

日本人のほとんどは、JAL123便墜落事件の真相については、まったくかすりもしないで、知ったつもりにならされている。


事故調報告、フライトレコーダ―、ボイスレコーダー、をそのままうのみにして、評論家、芸能人のコメントを信じて、事件から34年たっても、日本人のほとんどは、JAL123便墜落事件の真相には、いまだ、まったくかすりもしない。



『新・日本の黒い霧』の日月土氏と諸氏は、まず、現場追跡調査による以下のおびただしい証拠物件を収集している

核ミサイル断片、核弾頭断片、軍用イエローケーキ、BF4=毒ガス原料・RC-130・RC-135・F-106(黒い機体)・F-117・CH-46・UH-1H・F-4EJ・Mig-25・U-2など戦闘機、軍用機の、撃墜破片。
・その他判定不明の航空機、戦闘機類(複数)の撃墜破片



そのうえで、事故調報告、フライトレコーダ―、ボイスレコーダーの嘘と捏造、発見された123便の主翼は、撃墜現場軍事衝突現場偽装工作だった、などなどを見破った


ミサイル、核弾頭、軍用イエローケーキ、・輸送機RC-130・RC-135・F-106・Mig-25・偵察機U-2を使って、彼らは御巣鷹山周辺で、いったい何を、やってしまったのか?


墜落時刻の18:56より約10分前の18:45頃、1機の輸送機RC-135 と2機の戦闘機F-106が、上野村の上空で、今や遅しと123便が近空に飛来するのを待機していた。同機が、なぜ123便の飛行コースを見越したように、上野村上空で待機していたのか?

123便は予め御巣鷹山の上空を飛ぶように指示されたのではないか
●米軍機はこの動きを傍受し、先回りしたのではないか




以上はほんの入り口、序の口である。
JAL123便撃墜事件はあまりにも深い闇がかくされている。
中曽根元首相が墓場まで持っていくしかなかった、国民には死んでも言えなかったことだ。

というか、言っても誰も本当のことだとは思ってくれない、はなしだ



『新・日本の黒い霧』の日月土氏の原点ともなるJAL123便墜落事件の真相、初期の10記事ほどを要約と転載で、紹介する。きょうは、最初の3記事





●123便「圧力隔壁破壊」は、他の人も言っているように、根拠のないデタラメである

●自衛隊によるJAL123便撃墜説は、簡単に論破される。
日本の空は米軍に制空権がある。
海上自衛隊も、在日米軍の許可無しにはミサイルの試射一つ出来ない。
「自衛隊標的機衝突説」や「自衛隊艦上ミサイル説」は全く根拠がない




●JAL123便墜落事故―相模湾上空の異変:最も有力なのは(自衛隊でない)ミサイル説。

命中したとしても、1発で打ち落とせることなどほとんどありえない。
セミアクティブレーダー、または併用型の誘導方式ミサイルで大型機を狙った場合、「命中箇所のほとんどは機体後部、特に垂直尾翼に集中する」


1発のミサイルが123便垂直尾翼付近に当たった場合、隔壁破壊はなかったことになり、そこから連鎖して発生したとされる油圧系統破壊=操舵機能の完全喪失、もなかったことになる。すると、事故調が報告した123便の迷走飛行のシナリオそれ自体がもしかしたら「誇大妄想」かも知れなくなる



●墜落した123便の「第3エンジンに突き刺さった異常な物体」=ミサイル、決定的な証拠物件。




■https://blog.goo.ne.jp/adoi/e/a35fbebc74c9998067eaa583e465301c
JAL123便墜落事故-真相を追う- 自衛隊撃墜説を斬る(3)

2009-08-19 12:25:14 / JAL123便墜落事故


(おもな内容)

■自衛隊によるJAL123便撃墜説は、簡単に論破される

日本の空は誰のものか?

関東西部・甲信越のほとんど空域が米軍横田基地(米空軍)の管制域であることが見て取れます。民間航路はこの管制空域を避けるように設けられ、123便など民間航空機はまるで巨大な立方体の端を舐めるようにギリギリの空域を飛ばなければなりません。

●日本の首都、東京都を抱える同空域にして、圧倒的に在日米軍の統制下に置かれていることは歴然としています。

123便の垂直尾翼に異変が起きた相模湾は在日米軍の訓練空・海域であり、●このような所で自衛隊の艦船が、自主的に艦対空ミサイルや無人標的機を飛ばせる訳はありません
ここは日本の海ではないのですから(くどいですが)。もちろん、横田管制空域の場合と同じで、米軍の関与が何かしらあれば、それはまた別の話です。

軍事評論家B氏の話によると、●海上自衛隊の場合、在日米軍の許可無しにはミサイルの試射一つ出来ないとのことです

最近「本当は強い自衛隊」などと勇ましいタイトルの本を書店で見かけましたが、国土を他国軍に専有され、主体的な指揮を失った状態で、いったい何の強さだというのでしょうか・・・この状況は1985年のあの日も同じだったはずです。



(下記の記事を転載)

https://blog.goo.ne.jp/adoi/e/a35fbebc74c9998067eaa583e465301c
JAL123便墜落事故-真相を追う- 自衛隊撃墜説を斬る(3)

2009-08-19 12:25:14 / JAL123便墜落事故


■日本の空は誰のものか?

私たちが自衛隊とは何をする組織かと問われれば、「日本を外国からの脅威に対し、武力を以って防衛する組織」と答えるでしょう。同時に、日本の国土、領空・領海を縦横無尽に移動する車両、航空機、艦船、隊員達の姿をイメージするに違いありません。ある方はそれを頼もしく思い、またある方は、彼らの姿を市民生活への脅威と感じているのかもしれません。

どのような主義主張を心に抱くにせよ、自衛隊とは、強力な兵器の携行を許された、日本における特別な組織であると、多くの日本国民は認めているはずです。この共通認識のネガティブな面、武力で国民を統制する悪辣な組織というイメージこそ、自衛隊撃墜説を論立てる上での基礎として、これまで特に意識されることなく用いられてきました。

しかし、イメージではなく、自衛隊、もしくは日本という国家が置かれた現実を直視することにより、自衛隊撃墜説、特に基本シナリオの1.、4. 、5.が十中八九有り得ない仮説であることを簡単に論破することができます。

まず、下記の図をご覧ください。


画像 
123-3.jpg
(図1:1985年当時の管制区域:「御巣鷹の謎を追う」 米田憲司 宝島社 2005 p111 より引用)


この図を見る限り、関東西部・甲信越のほとんど空域が米軍横田基地(米空軍)の管制域であることが見て取れます。民間航路はこの管制空域を避けるように設けられ、123便など民間航空機はまるで巨大な立方体の端を舐めるようにギリギリの空域を飛ばなければなりません。後年、一部は返還されたようですが、このように、日本の首都、東京都を抱える同空域にして、圧倒的に在日米軍の統制下に置かれていることは歴然としています。

東京都知事、石原慎太郎氏がまだ元気だった頃(今もか)、横田基地の返還、もしくは民間との基地との共用を知事の公約として強く主張していた頃には、「日本の空は日本のものではない」というフレーズをよく聞いた記憶があります。あれは誇張でも何でもない事実そのものであり、石原氏が「『NO』と言える日本」や日米安保条約への疑念の表明など、戦後永らく続く、在日米軍(米国)による日本の主権への侵害行為を激しく糾弾していたのは、まだ記憶に新しいかと思います(*)。

* 余談ですが、石原氏の米軍批判はこの時期を境に急激にトーンダウンします。お得意の外国批判のメインは、後に中国・朝鮮など、氏が言うところの三国人に移ってしまいます。これについては、行き過ぎた米軍(米国)批判が理由でCIAに命を狙われ、存命の取引として、国会議員から知事クラスへの転出、米軍(米国)批判の中断を選ばずをえなかったと聞いています。このように言葉は過激でも、意外と根性無し、それが石原氏の正体なのでしょう。

図1を見れば、123便は相模湾上空での異変の後、横田管制区域をずっと飛び続けているのがわかります。横田管制から同便に対し、横田基地への着陸呼びかけが行われたことも事故調の記録に残っています。また、米軍からの救援申請を自衛隊が断ったなどの噂、事故直後に米軍の救難ヘリが現場に到着し、部員が降下寸前で命令により引き返したなどの証言(アントヌッチ証言)など、米軍との同事故の関りについては、空域の問題以外にも注視すべき点が多々あります。

詳しくは後に検証していきますが、とにかく、墜落までの経過時間の多くは米軍の横田管制空域内での出来事であり、基本シナリオ4.、5.のように、自衛隊の戦闘機が、主体的に123便を追尾・誘導したり、上空でミサイル発射するようなことはとても考えにいことです。自衛隊なんだから・・・という考えはたいへん甘いです。ここは日本の空ではないのですから。

それでも自衛隊の戦闘機が関与していると言うなら、それは、米軍に許可を取り付けた上での行動、または米軍の命令か共同作戦と捉えなければなりません。私が「自衛隊(直接)撃墜説」を否定すると先に記したのは、このような意味であり、つまり、米軍の関与を無視しては123便の墜落までの顛末を語ることは出来ないということです。


続けて、以下の図もご覧になってください。


画像
123-4.jpg
(図2:在日米軍の訓練空・海域:「日本の米軍基地の実体」 http://www.anpo-osk.jp/kiti/nihon.htm より引用)


図1もそうですが、赤い丸で囲われた地域に注目してください。既にご理解いただけたように、123便の垂直尾翼に異変が起きた相模湾は在日米軍の訓練空・海域であり、このような所で自衛隊の艦船が、自主的に艦対空ミサイルや無人標的機を飛ばせる訳はありません。ここは日本の海ではないのですから(くどいですが)。もちろん、横田管制空域の場合と同じで、米軍の関与が何かしらあれば、それはまた別の話です。

ちなみに、軍事評論家B氏の話によると、海上自衛隊の場合、在日米軍の許可無しにはミサイルの試射一つ出来ないとのことです。最近「本当は強い自衛隊」などと勇ましいタイトルの本を書店で見かけましたが、確かに、装備や隊員の錬度など、自衛隊は世界でも優秀なレベルだと思うのですが、国土を他国軍に専有され、主体的な指揮を失った状態で、いったい何の強さだというのでしょうか・・・この状況は1985年のあの日も同じだったはずです。


MERCENNARIUS AUTEM FUGIT QUIA MERCENNARIUS EST ET NON PERTINET AD EUM DE OVIBUS

管理者


(転載おわり)






■https://blog.goo.ne.jp/adoi/e/a8e51297de9882d247a846888ceb1079
JAL123便墜落事故-真相を追う-そしてミサイルは発射された(1)

2009-10-23 03:44:34 / JAL123便墜落事故


(おもな内容)

■JAL123便墜落事故―相模湾上空の異変:最も有力なのはミサイル説

123便が尾翼を大破することになった相模湾上空の異変。この原因については、事故調が報告した●「圧力隔壁破壊」が如何に根拠のないデタラメであるか、私のブログならずとも、多くの書籍、識者の意見として早くから指摘されていたことは「圧力隔壁説の嘘」でれ触れました。

しかし、それに代わる説としての「●自衛隊標的機衝突説」や●「自衛隊艦上ミサイル説」が全く根拠に乏しいこと、比較的有力だと思われる「フラッター説」も、フラッターの発生原因を説明できないなど、これまでの事故原因説では不十分であることについても述べてきました。

誰がそれを発射し、その理由は何であったかという点を別にすれば、相模湾上空での異変を最もシンプルに説明できる説とは、●実は「空対空ミサイル説」なのです。


■空対空ミサイル vs 大型機

そこでまた、国際軍事評論家のB氏にアドバイスをいただきました。まず「空対空ミサイルが大型機に●命中したとしても、1発で打ち落とせることなどほとんどありえない」という事実です。

B氏の指摘による最も重要な点は、(2)のセミアクティブレーダー、または(3)の併用型の誘導方式で大型機を狙った場合、●「命中箇所のほとんどは機体後部、特に垂直尾翼に集中する」という事実です。



(以下の記事を転載)

https://blog.goo.ne.jp/adoi/e/a8e51297de9882d247a846888ceb1079
JAL123便墜落事故-真相を追う-そしてミサイルは発射された(1)

2009-10-23 03:44:34 / JAL123便墜落事故


これまでの掲載記事(隔壁説の問題点、諸説の比較、事故現場の目撃証言など)から、日航機事故の墜落原因が米軍機からのミサイルによるものであり、(偽)自衛隊や(偽)警察の怪しい挙動も、その事実を隠すための隠蔽工作である疑いが見えてきたのではないでしょうか?

今回より、新シリーズ「そしてミサイルは発射された」をスタートさせますが、このようなタイトルを付けると、「結論を急ぎすぎなのでは?」「ミサイルありきの推論でよいのか?」と強くお叱りを受けそうですが、私にもこのタイトルを選択しただけの根拠があることを、まずお知らせしておきます。それが何かについては、このシリーズの中で少しずつ詳らかにしていきますので、どうぞご期待ください。


■相模湾上空の異変:最も有力なのはミサイル説

123便が尾翼を大破することになった相模湾上空の異変。この原因については、事故調が報告した「圧力隔壁破壊」が如何に根拠のないデタラメであるか、私のブログならずとも、多くの書籍、識者の意見として早くから指摘されていたことは「圧力隔壁説の嘘」でれ触れました。しかし、それに代わる説としての「自衛隊標的機衝突説」や「自衛隊艦上ミサイル説」が全く根拠に乏しいこと、比較的有力だと思われる「フラッター説」も、フラッターの発生原因を説明できないなど、これまでの事故原因説では不十分であることについても述べてきました。

誰がそれを発射し、その理由は何であったかという点を別にすれば、相模湾上空での異変を最もシンプルに説明できる説とは、実は「空対空ミサイル説」なのです。「御巣鷹の謎を追う」の著者、米田氏はミサイル説を「誇大妄想」と一蹴するのですが(意図があってそのような姿勢を示していると私は疑っています・・)、私の考えでは、ミサイル説が最も可能性が高く、むしろ圧力隔壁説の方がはるかに「誇大妄想」と言える代物だと捉えています。

もっとも、これを理解するには、空対空ミサイルの特性、特に誘導方式に起因する特性について知っておく必要があります。


■空対空ミサイルの誘導方式

詳しくは、Wikipediaの「空対空ミサイル」の項目を参照いただきたいのですが、ここでは、空対空ミサイルの一般的な誘導方式である、(1)赤外線ホーミング、(2)セミアクティブレーダーホーミングについて、簡単に触れます。

(1)赤外線ホーミング
 ジェットエンジンなど、赤外線を放射する熱源に向かって飛行します。高度な誘導管制を必要とせず、打ちっ放しで済み、購入費用も安価です。米国のサイドワインダー(AIM-9)などが有名(ただし派生型によって誘導方式は異なります)。

(2)セミアクティブレーダーホーミング
 ミサイルを発射する戦闘機(母機と呼ぶ)がレーダー波を照射し、目標が返したレーダー波(反射波)をミサイルが感知し、目標に向かって飛行します。母機のレーダーで誘導し続けなければならないため、互いに打ち合う空中戦では使いにくいとされている。米国のスパロー(AIM-7)などが有名です(ただし派生型によって誘導方式は異なります)。

他にも誘導方式は色々あるのですが、敵機撃墜を目的とした戦闘機(飛行機を相手にする戦闘機を「要撃(ようげき)機=インターセプター」と言います)は、まず標準装備として上記(1)、(2)のどちらか、または(3)両方の誘導機能を併用した空対空ミサイルを搭載していたと考えられます。


■空対空ミサイル vs 大型機

ネットを調べると、上記のような誘導方式やミサイルの種類・スペックなどについては、非常に多くの情報が提供されています。軍事愛好者・研究家がこの世には大勢存在するということなのでしょうか?ただし悲しいかな、それが実戦でどのように使用され、どのような結果を得たのか、それを報告したものはほとんど見られません。あったとしても、戦闘機同士の空中戦のようなものばかりで、ジャンボジェットのような大型機に空対空ミサイル発射すればどうなるのか、現実的視点からそれを論評したものを、私は見つけられませんでした。

そこでまた、国際軍事評論家のB氏にアドバイスをいただきました。先のシリーズでも少し触れましたが、まず「空対空ミサイルが大型機に命中したとしても、1発で打ち落とせることなどほとんどありえない」という事実です。

ミサイルが命中して旅客機が大爆発などというイメージは、マンガや映画の世界のお話であると理解してください。大型機の機体構造を対戦闘機(小型機)用のミサイル1発で粉砕することはほとんど不可能です。

そのため、要撃機は爆撃機など大型機を撃墜するために、何発もミサイルを撃ち込むか、核などの特殊爆薬を使用します。余談ですが、第2次世界大戦中も状況は似たようなもので、大型爆撃機を確実に落とすために、コクピットのパイロットを機銃で狙っていたそうです。

そして、B氏の指摘による最も重要な点は、(2)のセミアクティブレーダー、または(3)の併用型の誘導方式で大型機を狙った場合、「命中箇所のほとんどは機体後部、特に垂直尾翼に集中する」という事実です。

図1はジャンボジェットの進行方向右斜め前方の要撃機から、誘導方式併用型の空対空ミサイルが発射されたことを想定して描いた、機影と熱源のイメージです。123便の垂直尾翼右側前方に、外力による大きなフレームの歪みが記録されている(「圧力隔壁説の嘘(2)」)ことより、この向きを選びました。図を見るとお分かりになると思いますが、ジャンボ機の垂直尾翼は機体に対して比較的大きく、周囲の空に対して明確なコントラストを作ります。また、熱源は当然のことながらエンジン後方に集中することになります。なるほど、垂直尾翼に当たる確率は高いと言えそうです。

逆に、相模湾上空での垂直尾翼の異変は、(2)または(3)の誘導方式を持つ空対空ミサイルが原因ではないかと疑うこともできます。


画像
123-5.jpg
図1:セミアクティブレーダー誘導と赤外線誘導、ジャンボ機シルエット


B氏によると、当時の運輸省担当技官をはじめ、航空機事故の現場を知っているプロならば、「垂直尾翼の状況を見れば、まず最初にミサイルよる攻撃、もしくは誤爆の線を疑うだろう」と、当時の事故調査担当者が第一要因として容易に空対空ミサイルの関与を想像し得たと指摘しています。

彼らがなぜそれを沈黙し、「圧力隔壁説」などという「誇大妄想」を作り上げたのか、その理由と背景については別途シリーズで解説いたします。


■垂直尾翼大破の主原因

以上の推論から、セミアクティブレーダー誘導を搭載した空対空ミサイルが垂直尾翼に向かった可能性が高いと結論付けることができると思います。しかし、物証が少なくこのミサイルが実際に爆発したのか、不発だったのかがはっきりしません(「空対空ミサイルは不発が多い」B氏)。ここでは、この空対空ミサイルが垂直尾翼に着弾後どのように反応したのか、仮説を2つ挙げておくに留めます。

仮説1.爆発→垂直尾翼大破→部品の散乱
仮説2.不発→フレーム・ヒンジ等変形→フラッター発生→垂直尾翼大破→部品の散乱

1は文字通り爆薬のエネルギーで破壊された想定、2は不発であるがミサイル本体の運動エネルギーにより尾翼の機軸部分を破壊、フラッターの発生を誘発し大破したとするもの。いずれにせよ、最初のミサイルの着弾を主原因とするものです。


そして、これが最も重要なことですが、このミサイル仮説が正しい場合、隔壁破壊はなかったことになり、そこから連鎖して発生したとされる油圧系統破壊もとい操舵機能の完全喪失もなかったことになります。

すると、事故調が報告した123便の迷走飛行のシナリオそれ自体がもしかしたら「誇大妄想」ということになりかねません。

だとしたら、世の人の感動を誘ったあのボイスレコーダーの音声とは何だったのか???事実は一体全体どうなっているのか、謎は深まるばかりです。


今回はここまで。次回以降もミサイル説についてさらに検証を進めて行きます。


ET NON COGNOVISTIS EUM EGO AUTEM NOVI EUM ET SI DIXERO QUIA NON SCIO EUM ERO SIMILIS VOBIS MENDAX SED SCIO EUM ET SERMONEM EIUS SERVO

管理者


(転載おわり)






■https://blog.goo.ne.jp/adoi/e/66f90662378566829c72baa85589bd29
AL123便墜落事故-真相を追う-そしてミサイルは発射された(2)

2009-10-26 11:35:04 / JAL123便墜落事故


(おもな内容)

■墜落した123便の第3エンジンに突き刺さった異常な物体=ミサイル

ジェットエンジンの専門家ならばお分かりでしょうが、②の圧縮機に取り付けられているフィン(ギザギザに見えるもの)容易に破壊されるようなものではありません。飛行中に1枚でも剥れようものなら、即座に大事故につながりますので、元来非常に高い強度が保たれている部品なのです。よく航空機事故などを報道した写真でエンジンが丸ごとその形を保って残っているのは、フィンならずともジェットエンジンの部品強度、組付け強度が機体の中で最も頑丈であることに起因します。

ですから、何層にも重なる圧縮機を、エンジン内部の部材が貫通することはとても考えられません。また、写真を見れば明らかなように、この円筒形の異物はエンジンの側面(写真上方)からエンジン中心から離れる方向へ斜めに貫通しています。


よって、この謎の異物はエンジン外部から飛来したものとほぼ断定できます。また、丈夫な圧縮機を何層か貫いていることから、その運動エネルギーもたいへんに高かったことが見て取れます

機体の他の部品ではないか?との見方もできますが、エンジン以外の機体部分の多くがハニカム構造など重量の軽いもので構成されていること、エンジンと同じ慣性方向で移動してる機体の他の部材が、エンジンに対して相対的に強い運動エネルギーを持つことは考えにくいことなどから、この異物が機体とは全く関係のない地点から、相当のスピードでエンジンに突入したと考えるのが最も自然であると判断されます



(以下の記事を転載)

https://blog.goo.ne.jp/adoi/e/66f90662378566829c72baa85589bd29
AL123便墜落事故-真相を追う-そしてミサイルは発射された(2)

2009-10-26 11:35:04 / JAL123便墜落事故


前回は、相模湾上空で異変が空対空ミサイルによるものでないかとの仮説を提示しましたが、ミサイルの使用がより強く疑われるのは、やはり御巣鷹の尾根の墜落原因の方でしょう。というのも、海上であった相模湾上空に比べれば、その痕跡というか残留品の情報が入手しやすく、判断の決め手が多いからです。

今回についても、ミサイルを発射した主体、およびその使用目的については特に言及せず、果たしてミサイルがそこで使われたのかどうか、その点に絞って検証していきます。


■第3エンジンに残された異常な物体


以下の写真(写真1)は、ネット上に流出していたものです。掲載の出典は分かっておりますが、ここでは敢えてそれを掲示しませんし、掲載者本人に連絡も取っていません。私の通信手段は全て傍受されている可能性がありますので、ご本人の安全のためにこのような処置をとらせていただきます。お許しください。


画像
123-6.jpg
写真1:第3エンジンに突き刺さった異物


何を隠そう、私が日航機事故関連の話題に興味を抱いたのは、まさにこの写真を見たことがきっかけです。御巣鷹の尾根の手前に転がり落ちていた第3エンジンと、そのエンジンの端からひょっこり顔を覗かしている円筒形状の異物。この異物が何であるか、その疑問に対する答の探求こそがこのブログを始める原点なのです。それまで(2008年の春頃)の私といえば、多くの皆様と同じように、「日航機事故は圧力隔壁の不十分な修理により起きた、世界最大の航空機事故」であると、事故調査委員会・マスコミが報じるままを完全に信じきっていました。この写真は23年間ずっとそう思い続けていた常識を覆すほど大きなインパクトがあったのです。

また、下の写真(写真2)もご覧ください。写真1の問題の箇所を拡大したものですが、異物の存在も奇異ながら、何やら薄っすらと半透明のビニールか布のような物を被せ、まるで該当部分をカモフラージュしているかような処置がなされているのが認められます。たまたまそれしか手持ちがなかったのか、はたまた、完全に覆い隠すとかえって目立つという深遠な配慮からなのでしょうか、とにかく、そうした所作の理由が問われます。


画像
123-7.jpg
写真2:円筒形付近の拡大図、カモフラージュか?


■エンジンの内部部品では有り得ない理由

もちろん、この円筒形状の物体がエンジン内部部品なのではないのか?という疑問の声もあるかと思いますが、その推測が困難であるとは、ジェットエンジンの基本構造を示した下の図1を見れば分かると思います。製品によって多少の差異はありますが、旅客機用のジェットエンジンはほぼこの基本構造に準じたものであると言えるでしょう。


画像
123-8.jpg
図1:ジェットエンジンの基本構造


図を見る限り、円筒形の物体に該当しそうなのは、④の回転軸か、⑤のノズル側のコーンになるかと思います。①のノーズコーンは脱落しているようですが、位置的・サイズ的に貫通部品と見なすのは難しいですし、③の燃焼室は中空の部品ですから②の圧縮機を突き貫けたとしても、潰れてしまい原型を留めないと思われるからです。

しかし、ジェットエンジンの専門家ならばお分かりでしょうが、②の圧縮機に取り付けられているフィン(ギザギザに見えるもの)容易に破壊されるようなものではありません。飛行中に1枚でも剥れようものなら、即座に大事故につながりますので、元来非常に高い強度が保たれている部品なのです。

よく航空機事故などを報道した写真でエンジンが丸ごとその形を保って残っているのは、フィンならずともジェットエンジンの部品強度、組付け強度が機体の中で最も頑丈であることに起因します。ですから、何層にも重なる圧縮機を、エンジン内部の部材が貫通することはとても考えられません。また、写真を見れば明らかなように、この円筒形の異物はエンジンの側面(写真上方)からエンジン中心から離れる方向へ斜めに貫通しています。


よって、この謎の異物はエンジン外部から飛来したものとほぼ断定できます。また、丈夫な圧縮機を何層か貫いていることから、その運動エネルギーもたいへんに高かったことが見て取れます。

機体の他の部品ではないか?との見方もできますが、エンジン以外の機体部分の多くがハニカム構造など重量の軽いもので構成されていること、エンジンと同じ慣性方向で移動してる機体の他の部材が、エンジンに対して相対的に強い運動エネルギーを持つことは考えにくいことなどから、この異物が機体とは全く関係のない地点から、相当のスピードでエンジンに突入したと考えるのが最も自然であると判断されます。


それでは、飛行中のジャンボ機の近くを相当のスピードで飛ぶ円筒形物体とはいったい何だったのか?私には「ミサイル」という言葉しか思い浮かびませんが、読者の皆さんは如何でしょうか?そして、この円筒形の物体がどうして事故調査報告書で報告されていないのか、日航・運輸省(現国土交通省)・学者の技術担当者は本当にこの物体を確認していなかったのか、その事実の方が極めて重要な問題でしょう。


ET STELLAE CAELI CECIDERUNT SUPER TERRAM SICUT FICUS MITTIT GROSSOS SUOS CUM VENTO MAGNO MOVETUR

管理者




コメント

Unknown (Unknown)

2009-10-27 20:16:27

ミサイルがエンジンに突き刺さる訳ねーだろ。
エンジン後部が折れてるだけ。
尾翼にミサイルが当たったとお前言っていただろ。



Unknown (Unknown)

2009-10-27 20:19:36

大体ミサイルがエンジンにぶつかったら爆発して即墜落だ。
何でお前バカな事言ってんの?



おばかさん (とりすがり)

2009-10-29 06:26:48

物理の常識も知らないくせに何を言うのかホントにお馬鹿さん。それじゃなぜ柔らかな鉛の弾が鉄板を打ち抜くの。
水で石が切れるの。これ石材加工の常識。水でなんでも切れるんだよ。高速高圧になると。

爆弾の破壊力は空気だよ。手を広げたぐらいの大きさの大きなH型鋼が柔らかい粘土質の特殊火薬を周りに撒いて点火するとまっぷたつになる。これも高速燃焼のなせる業だ。少しはお利口になったかな。



Unknown (Unknown)

2009-10-30 06:36:14

航空自衛隊の空中格闘訓練では弾頭や推進装置が入ってないキャプティブ弾を使用するので発射する事は不可能です。
仮に実弾が何らかの原因で実弾誤発射されたとして
・炸裂した場合
 当然ですが強力な炸薬が搭載されていますのでミサイル本体は木っ端微塵になります。
・不発で炸裂しなかった場合
 マッハで飛ぶ戦闘機を撃墜する為のミサイルですから当然戦闘機より速くマッハ3かそれ以上で飛びますので運動エネルギーも相当な物です。
不発の場合はエンジンに突き刺さる事はありえます。
しかしそれでは墜落の原因になりません。
エンジンが一発停止したくらいではB747なら余裕で飛行を続けられます。


(転載おわり)





== FIN ==





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