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国軍ではなくハメネイ師の私兵軍団であるイラン革命防衛隊は国民から嫌われているようだ。ウクライナ旅客機誤射撃墜で国民の怒りは激しく、反政府デモも激しくなった。
国軍ではなくハメネイ師の民兵軍団であるイラン革命防衛隊は国民から嫌われているようだ。革命防衛隊によるイラン人が多く乗ったウクライナ旅客機ミサイル誤射撃墜で、イラン国民の怒りは激しく、反政府デモも激しくなった。
さらに暗殺された革命防衛隊コッズ部隊司令官ソレイマニを殉職の英雄として祭ろうとした葬儀大作戦も、政府による、国民強制参加の自作自演だったことが、バレる。
■イランの民間機誤射が歴史を変えるのか?【及川幸久−BREAKING−】
https://youtu.be/vpucAg4NdBs
イランの民間機誤射が歴史を変えるのか?【及川幸久−BREAKING−】
73,413 回視聴•2020/01/14
11:17
及川幸久 潜在意識チャンネル
チャンネル登録者数 8.54万人
<本日の及川幸久−BREAKING NEWS− >※ほぼ毎日更新※
イランの民間機誤射が歴史を変えるのか?
米国本土で遠隔操作しながら遠く大西洋を越え、ラジコンドローンミサイルがバグダッドのテロリスト育成の親玉を正確に殺害するのに、一方で、ミサイルレーダーシステムが目の前の自国の管制域を飛ぶ民間機を識別を誤って撃ち落とす、地対空ミサイル一発で撃ち落とす、ということが、どうして起りえるのか?
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58964
民間機を誤射、イラン軍レーダーに何が起きたのか?
防空ミサイルシステムが目標を誤射する理由
2020.1.15(水)
数多 久遠 より抜粋引用
IFFがあるのになぜ誤識別が発生するのか
軍事に詳しくなくとも、「IFF」(Identification Friend or Foe)と呼ばれる敵味方識別装置の存在を知っている方は多いでしょう。IFFは元々軍用に開発されたものですが、機体を識別する仕組みとして民間でも広く使われています。
多くの人にとって、イラン革命防衛隊の言い訳はでたらめで見苦しいものに聞こえるでしょう。ですが、革命防衛隊のトールM1のオペレータが、本当にウクライナ機が急旋回したと考えていたのだとしたら、考えられる誤射要因が存在します。
イランが保有している防空システムは、若干旧式化しつつある「トールM1」です。トールM1では、在空目標の捜索を、車両の後方に乗っているマスト上に設置されたレーダーが負っています。この捜索用レーダーは、機械式に回転するリフレクタを用いるレーダーです。
ロシア軍が公開している動画で確認すると、1秒間で1回程度の回転速度です。つまり、目標を1秒ごとに確認し、その“点”を繋げることで目標の移動を確認することになります。この“点”は「レーダープロット」と呼ばれています。肉眼と異なり、1秒おきに一瞬しか目を開けられないのだと考えていただければイメージできるかと思います。
全てのレーダーは、このレーダープロットで目標を認識しますが、更新間隔はレーダーの種類により様々です。レーダーサイトで使用されていた旧式のレーダーでは、10数秒に1回しか確認できないものもありました。
トールM1の1秒に1回という間隔ですと、時として近い位置にいる複数の目標を混同し、間違えてしまう場合があります。特に、レーダー反射が強くない小型目標の近くに、レーダー反射が強い大型目標が新たに出現した場合には、間違いやすくなります。
このような間違いが発生した場合、どちらの目標も直線的に飛行していたとしても、急旋回、急上昇・降下、急加速・減速したように見えてしまいます。
イラン革命防衛隊のトールM1のオペレータが、本当にウクライナ機が急旋回したと考えていたのだとしたら、このレーダープロットの混同による、目標の“乗り替わり”が発生した可能性があります。
今回、ウクライナ機が撃墜されたテヘランの北西は、かなり起伏の強い山岳部になっています。このような場所では、航空機は山の稜線から突然現れることになり、レーダー目標の乗り替わりは発生しやすいのです。
考えられる可能性としては、次のようなケースです。
航空管制機関から特定の番号を付与されておらず、有視界飛行方式により飛行している航空機は、モード3のコードを「1200」もしくは「1400」にセットするように決められています。
そのモード3コード「1200」あるいは「1400」にセットした小型機が飛行しており、トールM1のオペレータは、進路などから、さほど脅威としては考えられないが注意すべき目標と考えていた。その目標の近くに、山の稜線から、イマーム・ホメイニ空港を離陸し上昇中のウクライナ国際航空のボーイング737型機が突如現れた──。
この時に、トールM1のシステム、あるいはオペレータが目標を混同し、乗り替わりが発生してしまった可能性があります。
オペレータには、「注意すべきと考えられる目標」が急旋回したように見えたことでしょう。その場合、速度も急加速したと判断したかもしれません。落ち着いてその後の高度などを確認したり、IFFモード3での確認を再度行っていれば、乗り替わりが発生したことは判断できたはずですが、焦りから誤射に至ってしまった可能性はあり得ます。
このようなレーダー目標の混同による乗り替わりは、どのようなレーダーシステムでも発生しますが、精度が高く、プロットの更新間隔が短いシステムほど発生しにくくなります。
トールミサイルシステムも、最新の「M2」では捜索レーダーがフェイズドアレイ方式のレーダーに換装されています。M2でも機械的にレーダーを回転させるようですが、電子的に電波の方向を制御できるため、回転速度が同じでも、プロットの数を増やすことが可能ですし、精度も高くなっています。
今回、イランが誤射を認めた後、再発防止を図るためにシステムを改善すると発表しています。M1からM2への改修を行い、上記のような目標の乗り替わりによって誤射が発生する可能性を抑えようと考えているのかもしれません。
なお、この乗り替わり現象は、システムの「FCS」(火器管制装置)のマンマシンインターフェイスにも影響を受けます。インターフェイスが、旧式のAスコープ表示であったり、コンピュータ処理されたシンボル表示でない場合、システムのオペレータは高い技量を持っていないと誤認が発生しやすくなります。
一方、新式のPPIスコープ表示であったり、コンピュータ処理されたシンボル表示であれば、オペレータの誤認可能性は低くなります。しかし逆に、こうした誤認が発生することを理解していない、技量の著しく低いオペレータの場合、目標を撃墜した後にも誤認が起こったことを認識できないということも考えられます。
誤射してしまった後にできること
誤射に至った原因が、モード3信号の誤認、あるいはレーダープロットの乗り替わりのどちらだったとしも、ミサイルを発射した後に誤射に気づけば、ミサイルを自爆させる、あるいは命中させないようにできた可能性もあります。
革命防衛隊の技量は高くない
本稿では、IFFのモード3の特性による誤識別から誤射に至った可能性と、レーダープロットの乗り替わりによって誤射に至った可能性を指摘しました。
細かな要因は他にも考えられますが、可能性が高いのはこの2つだと思われます。また、当然ながら、これらの要因が複合的に作用していた可能性があります。
はっきりしていることは、イラン革命防衛隊の技量が高くはないということです。狂信的な思想を持っている可能性もあるため、それが影響したのかもしれません。
関係国会合が行われ、補償問題などが話し合われるようですが、イラン側から原因についても説明が行われるでしょう。引き続き注目したいと思います。
(引用おわり)
■イラン誤射認め謝罪 ウクライナ旅客機
https://youtu.be/lgCRaoGr4VQ
イラン誤射認め謝罪 ウクライナ旅客機
491,716 回視聴•2020/01/11
0:36
毎日新聞
チャンネル登録者数 3.56万人
国営イラン放送によると、イラン軍は11日、首都テヘランで墜落したウクライナ機について、軍が誤って撃墜したとの声明を発表した。撃墜ではないとしていた主張を撤回した。 (ロイター・記事は共同)2020年1月11日公開
■誤射の犠牲者に多数のイラン人が含まれていたため、イラン国民の怒りは激しく、追悼デモが拡大するなど反政府の動きは本格化している。イラン政府にとって致命的となるリスクが出てきた。
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00057/011400022/
ウクライナ旅客機誤射で窮地に陥ったイラン
酒井 吉廣
中部大学経営情報学部教授
2020年1月15日 日経ビジネス (より抜粋引用)
1月8日早朝、ウクライナ航空の旅客機がイラン・テヘランのホメイニ国際空港を離陸してから7分後に墜落、乗員乗客176人全員が死亡するという事件が起きた。当初、イラン政府は事故だと主張していたが、11日になってイラン革命防衛隊(IRGC)のサラミ司令官がミサイルで誤射したものと認め謝罪した。
翌12日に米ニューヨーク・タイムズが公表した7分間の再現映像によれば、午前6時12分に離陸した同機は3分後にミサイル攻撃を受けていた。
今回の誤射について、イラン政府はIRGCの精鋭部隊「コッズ部隊」のソレイマニ司令官殺害という米国の行動によって緊張が高まったために起きたと説明している。だが、誤射の犠牲者に多数のイラン人が含まれていたため、イラン国民の怒りは激しく、追悼デモが拡大するなど反政府の動きは本格化している。イラン政府にとって致命的となるリスクが出てきた。
イランを窮地に陥れたグローバルな監視体制
墜落当初、イラン政府が事実を隠蔽したのは夜明け前というタイミングだったことに加えて、撃墜高度が地上8000フィートと高かったからかもしれない。いずれにせよ、IRGCが事実を認めるまでに3日もかかったことは、指揮命令系統の混乱を意味している。
一方、米国や英国、カナダなどの政府はミサイルによる撃墜との見方を発表、西側メディアもミサイルが旅客機を撃墜する映像や、燃えながら木っ端みじんになって落下する旅客機の映像をリアルタイムで放映した。イランのような西側メディアの活動が制限される国であっても、この手の事故では事実を隠せないほどの監視体制がグローバルレベルでできている。 (以下、略)
(引用おわり)
== FIN ==