- 0 COMMENT
- SHARE
- TWEET
- EDIT
- CATEGORY金融と起こされる事件
地検特捜によって起訴されたら最後、日本に裁判はありません!なぜなら、・特捜検察は、裁判では被疑者の無罪を証明する証拠を隠す、出さない。・裁判官は、被疑者の無罪を証明する証拠を、公判前に無理やり、却下する。からです。
検察のホームページより。
「特捜部(特別捜査部)」って何ですか?
特捜部は,東京・大阪・名古屋の地方検察庁にだけ置かれている部で,公正取引委員会・証券取引等監視委員会・国税局などが法令に基づき告発をした事件について捜査をしたり,汚職・企業犯罪等について独自捜査を行っています。
また,上記三庁以外の主要道府県の地方検察庁にも独自捜査をする特別刑事部が置かれています。
(以上引用おわり)
警察が捜査し逮捕した警察の事件とは違って、検察特捜部が捜査し逮捕した事件は、特捜案件と呼ばれ、警察が送検した一般の案件とは違った、特異性がある。
・検察特捜によって起訴されたら最後、日本に裁判はありません!
なぜなら、
・特捜検察は、裁判では被疑者の無罪を証明する証拠を隠す、出さない。
・裁判官は、被疑者の無罪を証明する証拠を、公判前に無理やり、却下する。
・特捜検察は、被疑者の有罪を証明する証拠を、デッチアゲ、捏造さえする。
からです。
だから、裁判官=裁判官の椅子に座った、検事であり、
推定無罪はなく、冤罪を事件化し、推定有罪に無理やり、もっていきます。
検察特捜によって起訴されたら最後、日本に裁判はありません!
■起訴されたら最後、日本に裁判はありません! 武田邦彦
https://youtu.be/oiU9Xc6PgsM
起訴されたら最後、日本に裁判はありません!逃亡したゴーン被告だけを責めているが、なぜあの人は罪に問われない?それは裏で…【武田邦彦 須田慎一郎 ルノー 日産 検察 司法取引】
54,743 回視聴?2020/01/11
35:14
ソロモンちゃんの秘密の部屋。
■【ゴーン会見】元経産省で日産陰謀論の主役 【及川幸久-BREAKING-】
https://youtu.be/FDPVwPUFV9s
【ゴーン会見】元経産省で日産陰謀論の主役【及川幸久-BREAKING-】
56,907 回視聴?2020/01/12
12:50
及川幸久 クワイト・フランクリー
チャンネル登録者数 8.62万人
<本日の及川幸久?BREAKING NEWS? >※ほぼ毎日更新※
【ゴーン会見】元経産省で日産陰謀論の主役
■カルロス・ゴーンの記者会見の中で表に出なかった政治家の名前 朝堂院大覚
https://youtu.be/mIw0jBKOdsw
カルロス・ゴーンの記者会見の中で表に出なかった政治家の名前 2020/01/09
31,343 回視聴?2020/01/09
8:51
JRPtelevision
チャンネル登録者数 6.89万人
■カルロス・ゴーンの大脱出 今後、日本に対してリ仕返しを行ってくる可能性も?!
https://youtu.be/ZmE2Ec4Zdls
カルロス・ゴーンの大脱出 今後、日本に対してリ仕返しを行ってくる可能性も?!
18,162 回視聴?2020/01/02
8:53
JRPtelevision
チャンネル登録者数 6.89万人
朝堂院大覚(松浦良右) ナミレイ事件 高砂熱学工業に業務提携強要罪 地検特捜による逮捕事件
ナミレイ事件の記事
ナミレイ事件とは、82年、朝堂院氏が会長を務めていた空調設備工事会社「ナミレイ」が、ライバル会社「高砂熱学工業」(東証1部)の株を買占め、業務提携をしたところ、強要罪に問われた事件(朝堂院氏は執行猶予付有罪に)。極めて政治色が強い事件だった。もっとも、この会社の事業成功で朝堂院氏は財を築き政治力を得た。
=========
警察が捜査し逮捕した警察の事件とは違って、検察特捜部が捜査し逮捕した事件は、特捜案件と呼ばれ、警察が送検した一般の案件とは違った、特異性がある。
・検察特捜によって起訴されたら最後、日本に裁判はありません!
なぜなら、
・検察特捜は、裁判では被疑者の無罪を証明する証拠を隠す、出さない。
・裁判官は、被疑者の無罪を証明する証拠を、公判前に無理やり、却下する。
・特捜検察は、被疑者の有罪を証明する証拠を、デッチアゲ、捏造さえする。
からです。
だから、裁判官=裁判官の椅子に座った、検事であり、
推定無罪はなく、冤罪を事件化し、推定有罪に無理やり、もっていきます。
■検察特捜によって起訴されたら最後、日本に裁判はありません!
このことを、2012年2013年の「小沢一郎 検察審議会起訴相当」議決、陸山会不正献金冤罪事件を題材に、「起訴されたら最後、日本に裁判はありません!」を、証明します。
(以下の記事を再掲)
https://yaplog.jp/kenchicjunrei/archive/38
小沢一郎政治的抹殺と不正選挙は統治権力の意志である。
October 26 [Sat], 2013, 23:04
官僚が主導する政治システムを、国民主権で選出された政治家が主導する政治システムに変えよう、と主張し行動したきた、ほとんど唯一の政治家となってしまった小沢一郎は、
メディア、官僚公務員、検察、特別会計、市場原理主義、原子力ムラ、企業献金にみられる、この国の資金とサービス利得が国民側に向けられない、この国の利権を本質とする統治システムというものを、改革の対象にしてきた。
それは、統治システムの根幹の癌であり、その退治法は統治システムのほとんど全領域に及ぶことになる。
だから、統治システムは、小沢一郎を活動させるわけにはいかない。
消費税もTPPも原発稼働も、統治システム側の利権であり、これらに国民の半数以上は反対であるにもかかわらず、メディアに消費税とTPPと原発稼働の推進キャンペーンを張らせ、最終的に、これらを反対する政治家勢力を壊滅させた。
国民の半数以上は反対であるにもかかわらず、政治的には、国民のその声は壊滅したことになっている。
国民のその声自体は、死んでいるわけではない。
さて、政治的には死んだことになっている小沢一郎だが、小沢冤罪捏造デッチアゲ政治抹殺事件は、終わってはいない。
そして必ずやってくる満天下の照明。小沢一郎政治抹殺事件、検察の謀略、そのクライマックスはこれ、である。
まずはこれ。
石川元秘書を不必要だがわざわざ逮捕したのは、「証拠隠滅の恐れ」とか「自殺の恐れ」があるから、としていた。それもウソだったが、検察のほうが、元秘書を陥れるために、自白調書を強要し、取り調べ報告書の内容を捏造した。
検察官が裁判を有罪へ誘導するため、また、小沢一郎を裁判の被告にするため検察審議会の起訴相当議決を誘導するために、公文書偽造=取り調べ報告書の内容を捏造、をやらかした。
この担当当事者である田代政弘検事が、偽造事件不起訴ののち、2度目の告訴 。
検察の謀略、その最大のクライマックスはこれ。
石川元秘書などの2審で、弁護側が用意していた、小沢側の秘書にへ5千万円渡したとしていた水谷建設の元社長元会長の、新証言。
一審の証言では、裏金は04年10月15日の午後2時か3時ごろ、東京・赤坂の旧全日空ホテルの1階ロビー喫茶で、水谷建設の川村尚社長(当時)が現金5000万円を紙袋に入れて石川秘書(当時)に手渡した、となっていた。
が、今回、用意されていた証言、は以下のもの。
元社長「※1 不正献金受け渡し当日は受け渡しの場所に行っていない、受け渡しの相手が誰であるか顔も思い出せない」
元会長「※2 受け渡しの日とした以前に受け渡しは終わっている、と(元)社長本人から聞いていた」
元社長
「検事に『(裏金の授受は)15日じゃなけゃ、ダメだ』と念を押された」
04年10月15日の午後2時か3時ごろ、東京・赤坂の旧全日空ホテルの1階ロビー喫茶で、小沢側の秘書へ5千万円渡した、というのは、
やはり、検察のシナリオだった。
この証言用意は、2審で公判前に、却下された。
石川元秘書のみは、上告した。
※2 社長川村尚氏は自分の愛人に貢いでしまう、裏金を、すでに石川秘書に渡してある、と、水谷会長に嘘を言ってしまった。
※1 社長川村尚氏が全日空ホテルで小沢秘書石川氏に裏金5000万円渡したとされる日時の朝には社長川村尚氏と会長水谷氏は出張で仙台に同宿していた。
仙台からいったん東京に戻り、その足で三重県に帰った。受け渡し場所となった全日空ホテルには、そもそも立ち寄る余裕がなかったらしい。そうなると、水谷建設から石川議員に五〇〇〇万円が二回に分けて渡されたというのは現実的に不可能ということになる。
(以下の記事を引用)
週刊金曜日オンライン
水谷建設の新証言「5000万円の授受はなかった」!?――新証拠申請を却下した高裁
2013年4月4日5:40PM
週刊金曜日オンライン
東京高等裁判所・飯田喜信裁判長は三月一三日、小沢一郎衆議院議員の元秘書三人(大久保隆規氏、石川知裕衆院議員、池田光智氏)の控訴をいずれも棄却。一審に続く有罪判決となった。
高裁は被告側の八七通にのぼる証拠申請について、一通(事件に関係のない、石川議員が結婚したことを証明する戸籍謄本)を除きすべて却下している。高裁が却下した証拠申請の中には、一審判決を覆しかねない重要な証拠が含まれていた。水谷建設・水谷功元会長と川村尚元社長の新たな証言である。
石川議員が五〇〇〇万円を受け取ったとされる話はにわかに怪しくなってきたのだ。水谷元会長と川村元社長は、金銭の授受があったとされる日に、仙台に朝からいたという。二人は行動をともにし、仙台からいったん東京に戻り、その足で三重県に帰った。受け渡し場所となった全日空ホテルには、そもそも立ち寄る余裕がなかったらしい。そうなると、水谷建設から石川議員に五〇〇〇万円が二回に分けて渡されたというのは現実的に不可能ということになる。
だが、このことを報じた新聞はない。一四日の朝刊はすべて横並びで、一審、二審ともに元秘書の「故意」性が強調され有罪判決は重いとしている。八六通もの証拠がなおざりにされた判決であることを報じていない。無批判に二審判決を支持するだけでは、もはや権力のチェック機関とは言えないだろう。
『読売新聞』と『産経新聞』などは、秘書の有罪を受け、小沢一郎議員に「身の処し方」「議員辞職」まで求めている。小沢議員は一審、二審と裁判を経て無罪が確定しているのにもかかわらずだ。
国民の信を得て、活動をしている政治家に対し、無罪が確定した後も社会的地位を剥奪しようとするのはメディアとして逸脱しているのではないか。
高裁判決の後、石川議員と安田好弘弁護士、石川議員が所属する新党大地の鈴木宗男代表、元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏が会見を開いた。
会見で安田弁護士は二審の飯田喜信判決を「裁判の自殺である」と痛烈に批判した。
一審を覆すような証拠を却下しておいて、「一審の判決は疑いようがなく、判断は正しい」として、控訴を棄却したことを指し、「裁判の自殺」と表現したのである。
八七通の証拠の中には、高裁が安田弁護士の要請で取り寄せた小沢議員の公判の証拠も含まれていた。高裁はそれを取り寄せた後、写しを安田弁護士に渡している。しかしその写しを証拠請求したら却下したのだ。
証拠は、小沢議員の公判に証人として出廷した不動産仲介業者のもの。元秘書裁判の一審では、小沢・石川サイドから「(陸山会名義の土地の)法務登記を先に延ばし、仮登記にしてくれ」と申し入れたと認定されている。ところが小沢議員の公判に出廷した不動産業者の担当は「小沢サイドからではない。うちの方から提案した。さらに合意書まで作った」と証言した。
水谷元会長らの陳述書に加え、小沢議員の公判の証言も一審の判断とは違う証拠である。これを却下し、「小沢・石川の方からお願いをした」という判断に戻すというのは、無罪の可能性のある証拠は採用しない恣意的な判断ではないか。
実は、元秘書の二審で有罪を下した飯田喜信裁判長と、小沢裁判で無罪判決を出した二審の小川正持裁判長は、一九九七年、東京電力の女性社員殺害事件でも判断を分けた二人である。飯田裁判長は、一審無罪のゴビンダ氏に逆転有罪を科した裁判長。一方、小川裁判長は、冤罪を訴えるゴビンダ氏に再審の道を開いた裁判長だ。
少なくとも、秘書裁判とは異なる証言を法廷の場で証人から引き出し、真実の解明に努めた小川裁判長に対し、八六通の証拠を一顧だにせず却下した飯田裁判長。同じ一つの事件をめぐり、なぜこうも判断が分かれるのか。
石川被告らは「判決は不当」として即日上告している。
(真野きみえ・ライター、3月22日号)
(引用おわり)
(以下の記事を引用)
http://nipponissin1.blog136.fc2.com/blog-entry-130.html
「日本一新運動」の原点―96(臨時増刊号)
2012 年 02 月 20 日 : 日本一新の会・代表 平野 貞夫
「 小沢氏の「強制起訴」裁判を監視すべし 」
2月14日(火)の朝日新聞朝刊(東京13版)に注目すべき「小沢裁判」の報道があった。『捜査資料開示を要求した小沢氏弁護側 指定弁護士に』という見出しで、私が強い関心を持ったのは次の記事である。
「元検事の前田恒彦受刑者(四四)=証拠改ざん事件で懲戒免職=が小沢氏の公判で『存在する』と証言した取り調べ時のメモについても開示を求めた。
メモには『ゼネコンが小沢氏側への資金提供を否定した』との記載があったとされ、指定弁護士が『70通存在する』と弁護側に回答していた」この、『ゼネコンが小沢氏側への資金提供を否定した』という捜査メモが、何故公判に提出されないのか。
疑問をもった私は、その日に検察問題に詳しいジャーナリストの友人に意見を聞いた。友人は「ごく最近、東京地検特捜部関係者から重大な情報を聞いた。この人物の氏名は明かせないが、きわめて重大な問題なので伝えたい」とのこと。
特捜部関係者の情報の要点は次のとおり。
①東京地検特捜部の小沢関係の捜査には「業務班」と「身柄班」があった。
前田元検事は身柄班なので詳しく知る立場ではない。自分の担当した範囲で知りうることを証言したと思う。
②業務班は約50社のゼネコンについて、小沢氏に裏金を渡したかどうか、徹底的に捜査した、100人を超えるゼネコン社員を絞り上げたようだ。水谷建設を除く全社が小沢氏への裏金を否定した。
問題の、●水谷建設の川村社長については、政治家の名前を使って会社の金を「女」に使っていたことを業界ではよく知られていたので、特捜部では水谷建設の小沢氏への裏金を真に受ける人はいなかった。
③ゼネコン約50社の捜査メモは、捜査資料としてきちんとナンバーを付して整理されている。●捜査資料には他の政治家への裏金提供が結構記載されていた。
④この捜査資料を小沢氏の公判に提出することについて、検察側では最高検を巻き込んで大議論となっていた。現場で苦労した人は「検察を正常にして国民の信頼を得るべきだ」と主張し、赤レンガ組(東大卒等のエリートなど)の中には、絶対提出するべきではないと対立した。結局、資料は指定弁護人に渡してあるとして任せればよい、と検察側は判断しないことになった。検事総長は腹を決めていたようだが・・。
⑤現在、検察内部では大きな議論が出ている。米国の大学に留学して在米大使館などに勤務し、米国式の秩序維持に拘り、出世だけしか考えない人たち、現場で苦労して検察を健全にしたいという人たち、そして赤レンガ組でもそれを理解する人がいる。小沢氏をめぐる捜査が検察内部に反省と論争をよんでいるのだ。
これは、検察良心派の内部告発といえる。小沢氏への捜査が、政権交代阻止のための「政治捜査」であったことを、私は平成21年3月の西松事件以来、機会あるごとに論じてきたし、「メルマガ・日本」でも再三書いてきた。その私に、検察側の内部告発とも思える情報がもたらされたことは、「天の配剤」といえる。しかし、この情報を証明する術を私は持ち合わせていない。
2月15日(水)には、小沢弁護団が要求していた「検察審査会に東京地検が提出していた捜査資料」の開示を指定弁護人は拒否した。こうなると、小沢氏の裁判について公正な公判が行われる保証はない。憲法上、国民の信託にもとづく裁判がこのような状態で、公正に行われるはずはない。わが国は、民主主義の仮面をつけた暗黒国家である。
(引用おわり)
(以下の記事を引用)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-a740.html
村木局長事件吹き飛ぶ 小沢裁判 検察巨悪犯罪 表面化
植草一秀の『知られざる真実』 2012 年 1 月 13 日 (金)
メディアが小沢一郎氏に対するネガティブキャンペーンを繰り広げているなかで、重大事実が次々に明らかになってきている。
八木啓代氏が1月12日付記事に、八木氏が代表をつとめる「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」が、30人の連名で、最高検に刑事告発状を提出したことが示されている。
告発状に提示された犯罪容疑はふたつある。
第一は、検察審査会に出す証拠を隠すことで検審審査を誤誘導した容疑で検察に対する被疑者不詳の偽計業務妨害罪告発
第二は、石川議員取調べで、検審提出のため事実と異なる報告書を作成した容疑での田代検事に対する虚偽有印公文書作成罪および同行使罪告発 である。
極めて重要な刑事告発である。
そもそも、一連の小沢一郎氏攻撃で取り上げられていることは、取るに足らない、重箱の隅を突くような、政治資金収支報告書の記載事項に関する「解釈の相違」である。 いずれも「犯罪」とはほど遠い「事務処理上の解釈の相違」でしかない。
しかし、これをNHKなどは、「政治資金収支報告書にウソの記載をした事件」と繰り返し報道するから、内容を知らない一般市民は、何か重大な不正行為があったのではないかと感じるようになり、やがては、小沢氏は悪い人間だと確信するようになる。小沢氏に関する問題で、「小沢氏は悪だ」とのイメージを持つ人に、「それでは具体的にどのような事実を把握したうえで「悪」とのイメージを持つのか」を尋ねて、きちんと答えられる者は一人もいない。
警察・検察権力を利用して特定の人物を犯罪者に仕立て上げ、メディアを総動員することによって、人物のイメージを破壊してしまう。
この手法が成功するとなると、権力者は、権力にとって都合の悪い人間を、同じような手法で社会的に抹殺することができるようになり、この手法が多用されることになる。
しかし、事実関係を確認できないことについて、警察・検察権力とマスメディアの連携によって、人物のイメージが意図的に操作され、それがそのまま社会で通用してしまう実績を残すことを、私は絶対に回避しておく必要があると考えるのだ。
話を本筋に戻すが、いま大騒ぎになっている小沢氏に関連する「事件」の核心を正しく把握しておかないと、全体像を完全に見誤る。このことを、すべての国民が正確に認識しておかねばならないことを、改めて強調しておきたい。
核心の1は、小沢氏の裁判は、秘書の裁判で秘書が有罪になったことが根拠になってい
る。秘書が無罪なら、小沢氏の裁判はそもそも存在しない。
核心の2は、秘書が一審で有罪になったが、その唯一と言える根拠が、小沢氏が用立て
た4億円が不正資金であるという、裁判所独自の事実認定にあることだ。このことは、
逆に言えば、4億円が不正資金であるとの認定を行わない限り、裁判所は秘書に有罪判
決を示せなかったことを意味している。
核心の3は、ところが、その決定的に重要な「4億円が不正資金である」という裁判所の事実認定が、極めて疑わしいことが、次々に浮上する新事実によって明らかになっていることだ。
小沢氏の公判に出廷した前田恒彦元検事の証言により、4億円が不正資金ではないという捜査資料が大量に存在することが明らかになった。
したがって、登石郁朗氏が示した判決が誤審である可能性が極めて高くなっている。
さらに検察が、東京第五検察審査会が小沢一郎氏を強制起訴する最大の根拠となったと考えられる(検察提出)報告書に、決定的に重要な「ウソの記載」をしたことが判明したのである。
田代検事は、石川知裕氏が「小沢氏に報告し了承された」と供述したとされる調書にサインしたことについて、石川氏が「検事から『うそをついたら選挙民を裏切ることになる』と言われたのが効いた」と述べたと報告書に書いた。
この報告書を根拠に検察審査会は、石川氏の供述調書の内容は信用できるとして小沢氏を共謀共同正犯として起訴することを求めたのだ。
ところが、検察の報告書の内容が真っ赤なウソだったのだ。
石川氏は、検事から『うそをついたら選挙民を裏切ることになる』と言われたことが効いて、「水谷建設から5000万円を受け取ったことは絶対にない」と土下座して真実を告白したのである。
<注> : 石川氏は田代検事による取り調べをレコーダーに録音していた。証拠採用されたこの録音にこの箇所はなく、田代検事は報告書のこの箇所は事実ではないことを書いたと、小沢公判で、証言した。
この箇所の元ネタは、
2010 年の 12 月 10 日に出た、「実録 政治 vs.特捜検察 (文春新書) 塩野谷晶著」11
3 頁、石川知裕議員が話した記事にある。
========================
石川 私の場合はむしろ副部長に涙ながらに諭されたことがありました。「あんた、真実を言わないで、(あなたに投票した)十一万八千六百五十五人の有権者に申し訳ないと思わないのか」と。
塩野谷 わかります。わかります。
石川 あれは一番効きましたね。いや効いたっていう意味は、なんで信じてくれないだろうとショックを受けるわけですよ。だから土下座もしましたよ。「五千万は断じてもらっていません。もう勘弁してください」って。向こうが涙を流してくるから、こっちは土下座しかないなと思って。涙腺は強い方なんで、ほとんど泣けないもんですから。
======================
という会話が収録されている。つまり、田代検事は、自分ではなく上司の吉田副部長がだいぶ前にやった取り調べの文言を、そっくりそのまま、しかも、結論だけ 180 度変えていた、というトンデモなイカサマをデッチアゲたのだ。
検察庁始まって以来の最大の不祥事と言っていいでしょう。それが、田代検事一人でで
きるわけがない、これは組織的な犯罪であると考えざるをえない。
<注おわり>
検察は不起訴とした決定を検察審査会に覆されないように検察審査会に資料を開示するのだが、「小沢氏がシロである」ことを示す捜査資料のすべてを検察審査会に開示しなかった。
検察が組織ぐるみで、検察審査会による強制起訴を誘導した疑いが濃厚なのだ。この疑から被疑者不詳で刑事告発がなされた。
村木局長事件をはるかに上回る史上空前の検察不祥事であり、大事件に発展することが間違いない事案である。
しかし、この巨大事件をいまのところ、どの報道機関もトップニュースとして取り上げていない。
(引用おわり)
== FIN ==