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2月3日横浜港に入港したダイアモンドプリンセス号は2月19日から下船を開始し、21日までに970人が下船。この下船には一度もPCR法のウイルス検査をしていない乗客がすくなくとも300人はいた。これはパンデミックを作り出す大きな巣になる。
2月24日に正確な数字を出して、論証しなおした。
ダイアモンドプリンセス号は2月19日から21日までに970人が下船。この下船には一度もPCR法のウイルス検査をしていない乗客がすくなくとも300人はいた、ことを論証する。
乗客2,666人、乗員1,045人、合計3,711人が乗船していた。咽頭ぬぐい液の検体を採取。検体に対してPCR法により新型コロナウイルスの検査が実施された。
2月18日の時点で、65名の乗員と466名の乗客を含む、531名が確定例であった(2月5日時点の乗船者の14.3%)。合計2,404検体が検査され、延べ542検体が陽性(22.5%)であった。
合計2,404検体から乗員65名の検体を除き、乗客の検体を求める。
2,404検体-乗員65名の検体=乗客の検体2339
乗客2,666人-乗客の検体2339=327 ・・・乗客のうち327人は一度もPCR法のウイルス検査をしていない、ことになる。
この一度もPCR法のウイルス検査をしていない、乗客327人が、19日から無症状で検温問診で下船できる候補者ということになる。
19日から始まった下船活動は完了し、3日間で計970人が約2週間の船内待機を終え、帰宅した。970人の下船者に、一度もPCR法のウイルス検査をしていない乗客327人が、まじっている。
14日間の待機が明け、19日からの下船の前に再検査したとは思えない。(なぜなら、2月14日頃より体系立てて乗客の検体を採取し始めたのであり、待機明け直前にPCR法検査したのだから。待機明けに未検査を検査、既検査を再検査、というのはもっとありえないだろう。)(羽田でチャーター機で帰国することになった外国人乗客にはさすがに全員PCR法検査したはずである。)
資料
(引用はじめ)
国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9410-covid-dp-01.html
現場からの概況:ダイアモンドプリンセス号におけるCOVID-19症例
(2020年2月19日掲載)
訂正(2020年2月21日):最後の表のタイトル名に誤りがあり、(n=53)を(n=151)に訂正しました。
背景
クルーズ船ダイアモンドプリンセス号(以下クルーズ船)は、2020年1月20日、横浜港を出発し、鹿児島、香港、ベトナム、台湾、および沖縄に立ち寄り、2月3日に横浜港に帰港した。
この航行中の1月25日に香港で下船した乗客が、1月19日から咳をみとめ、1月30日に発熱し、2月1日に新型コロナウイルス陽性であることが確認された。そのため、日本政府は2月3日横浜港に入港したクルーズ船に対し、その乗員乗客の下船を許可しなかった。
2月3日からの2日間、全乗員乗客の健康診断が検疫官により行われ、症状のある人、およびその濃厚接触者から新型コロナウイルスの検査実施のために咽頭ぬぐい液が採取された。
2月5日に検査結果よりCOVID-19陽性者が確認されたことから、クルーズ船に対して同日午前7時より14日間の検疫が開始された。この時点でクルーズ船には、乗客●2,666人、乗員●1,045人、合計●3,711人が乗船していた。
検疫の状況
検疫開始時、乗員には個人防護具が提供され、正しい着用法が指導された。2月7日乗客には体温計が配布され、体温が37.5℃を越えた場合には発熱コールセンターへ連絡する健康観察が開始された。
発熱した乗客は船内の医療チームに照会され、新型コロナウイルスの検査が行われた。また、船内に常設されている診療所でもCOVID-19とは異なる体調不良者を含め診療していた。
COVID-19陽性者は下船し、国内の病院に入院し治療、隔離された。陽性者の同室者は「濃厚接触者」として検査され、陽性であった場合は同様に下船し病院に入院し、
陰性であった場合は、陽性患者との最終接触日から14日間船内での隔離となった。
クルーズ船に乗船していたすべての乗員と医療スタッフは、感染制御に関する国際的なガイダンスに従うように指示された。
一部の乗員は、船の運航を維持するために、検疫下においても限定的ではあるものの勤務を継続した。このため、検疫期間中乗員は乗客ほど完全に隔離はされていなかった。
データ収集
当初は有症状者とその濃厚接触者に対してのみCOVID-19の検査が行われた。その後の検査体制の整備拡大に伴い、全乗客に対し系統的に検疫官が●咽頭ぬぐい液の検体を採取することになり、
2月11日に80歳以上の高齢者と糖尿病や心疾患等の基礎疾患を有する人から(年齢順に)検体採取が開始された。採取された検体に対し、●PCR法により新型コロナウイルスの検査が実施された。
緊急検疫体制であったことから、当初は発症日、検査確定日、濃厚接触者といった限られた疫学データのみが収集された。
本報告によるCOVID-19確定症例とは、症状の有無にかかわらず、新型コロナウイルスの検査が陽性となった乗客と乗員を指す。
本稿での「乗員乗客」とはほとんどの場合において2月5日時点乗船していた3,711人を指す。
暫定的な結果
2月18日の時点で、●65名の乗員と466名の乗客を含む、●531名が確定例であった(2月5日時点の乗船者の●14.3%)。合計●●2,404検体が検査され、●延べ542検体が陽性(●22.5%)であった。発症日の情報が確認できたCOVID-19症例(n = 184)のうち、終日検疫が実施された最初の日である2月6日より前に発症した人が33名(18%)、2月6日以降に発症した人が151名(82%)であった。確定例のうち255名(48%、乗員8名、乗客247名)は、●検体が採取された時点では無症状であった(ただし、これらの人が下船後症状を発症したかどうかは現時点では不明)。また、23名の発症日は同室の乗客が陽性と診断された後であった。2月13日から現在までに報告された発症日のわかる確定例のうち、81%にあたる22名が乗員(13名)、あるいは同室の乗客が確定例であった乗客(5名)であった。
暫定的な結論
発症日の判明している確定例の検討に基づいて評価すると、2月5日にクルーズ船で検疫が開始される前にCOVID-19の実質的な伝播が起こっていたことが分かる(下記船内の常設診療所に発熱で受診した患者数参照)。
確定患者数が減少傾向にあることは、検疫による介入が乗客間の伝播を減らすのに有効であったことを示唆している。乗客の大半が検疫期間を終える2月19日に近づくにつれ、感染伝播は乗員あるいは客室内で発生している傾向にある。
特記されるべき点は、クルーズ船の性質上、全ての乗員乗客を個別に隔離することは不可能であったことである。客室数には限りがあり、乗員はクルーズ船の機能やサービスを維持するため任務を継続する必要があったからである。
無症候性症例の最近の検出の増加は、2月14日頃より体系立てて乗客の検体を採取し始めたことが一因と考えられる。一部の症例は、客室内での二次感染例であった可能性はあるが、検疫が始まる前に感染した可能性も否定できず、実際にいつ感染したか、判断は難しい。しかし、これらの無症候性症例は下船後入院し、同室者は濃厚接触者として最終接触日から新たに14日間の隔離期間を開始している。同室者が無症候性症例の濃厚接触者であることが分からないまま下船しなかったことを考えると、この体系立てた検体採取には意義があったと考えられる。
暫定的対応とガイダンス
14日間の検疫を終了し、かつ、検査陰性で、14日目の健康診断で異常が確認されなかった者(そのほとんどが乗客)は2月19日から順次下船が開始される(原稿記載時)。
確定例との接触がある者は、最終接触日から14日間が隔離期間となる。この該当者には隔離期間中の乗客に対する食事の配膳等の生活支援に貢献していた、乗員の大半が含まれる。
乗船者は長期間に渡り高リスクな環境で活動していたため、下船してからは当面の健康状態に注意し、症状が出た場合は直ちに保健所に報告する必要がある。
(引用おわり)
結論
2月14日頃より体系立てて乗客の検体を採取し始めたのであり、それまで乗客乗員は誰が感染源候補なのか(そしておそらくどこが濃厚感染源場所なのかも)、把握できない、カオス状態のまま、10日間以上、放置された。
カオス状態のまま、10日間以上、放置された、を激怒しているのが、トランプ大統領。
ダイアモンドプリンセス号は2月19日から下船を開始し、21日までに970人が下船。この下船には一度もPCR法のウイルス検査をしていない乗客がすくなくとも300人はいた。これはパンデミックを作り出す大きな巣になる。
それは責任の取りようがない、安倍政権、厚生労働省の、背負いきれない大罪業となる。。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200221-OYT1T50164/
読売新聞 2020/02/22 07:14
新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で21日、検査で陰性だった乗客約250人が下船した。19日から始まった下船活動は完了し、3日間で計970人が約2週間の船内待機を終え、帰宅した。すでに感染者らは船を下りており、当初計3711人が乗っていた船内には、乗員を中心に約1300人が残ることになる。
■19日からの「ダイヤモンド・プリンセス」乗客、PCR検査をしないで検温問診で下船解放に
人権無視+防疫無効 https://t.co/z7seR27qal
— Mad Doc.K (@DevaBrahma) February 21, 2020
https://article.yahoo.co.jp/detail/ce487cf1fcc2e207d56ce98e158e819e42a6250a
クルーズ船乗客、公共交通機関で帰宅。検温と問診のみで下船の衝撃
2/21(金) 19:02配信
まぐまぐニュース!
新型コロナウイルスの集団感染が報じられている「ダイヤモンドプリンセス」の下船前の調査が「検温・問診」のみだったと、「羽鳥モーニングショー」の放送で明らかになった。
えーっ😨「下船前の検査」って、PCR検査じゃなくて「検温・問診」だと下船した人の証言。岡田先生もスタジオで驚愕。「下船前にPCR検査をすると聞いていました」。問診だけで、440人のひとを公共交通で帰宅させたとは。羽鳥モーニングショー。 pic.twitter.com/lh3bwABz2s
— 加藤郁美 (@katoikumi) February 20, 2020
ずさんすぎる検査
番組内では「ダイヤモンドプリンセス」から下船した人の証言を紹介。下船前の検査は「PCR検査」ではなく、検温と問診のみだったという。玉川徹氏は、ここ数日までは症状が出た人とその濃厚接触者のみの検査だったことや、621人の感染者の中には無症状の人が300人以上いたことから乗客を隔離しないことについて疑問を呈した。
東京新聞は、下船した夫婦に取材している。夫婦は2月4日に新型コロナウイルスの検査を受け、3日の7日に陰性の結果が出たが、共に旅行した5家族のうち3家族3人は陽性だったという。陰性の結果が出ても、のちに陽性となるケースは確認されていることから、下船後の再検査と隔離を要請したが却下されたそうだ。
昨日、今日で感染した人がいたとしたら、さらに2週間船に留まらなければならないが、船での感染拡大はもう起きていないか断定できないまま、乗客は電車や新幹線、バス、タクシーなどを使って帰宅していった。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200223-00432639-fnn-soci
「陰性」で帰宅後に感染確認 国内の下船者では初めて
2/23(日) 1:21配信Fuji News Network
新型コロナウイルスの検査で陰性となりクルーズ船から下船した、栃木県の60代の日本人女性が、帰宅後に感染が確認されたことがわかった。
陰性と判断され下船した人から感染が確認されたのは、国内で初めて。
栃木県・福田富一知事「陰性で下船された方が、帰宅後に陽性になってしまったという事実が今回発生した」
感染が確認されたのは、栃木県南部に住む60代の日本人女性。
女性は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客で、検査で陰性となり、19日に下船、公共の交通機関を利用して帰宅していた。
クルーズ船からは、およそ970人が陰性と判断され帰宅しているが、下船した人の中から感染が確認されたのは、国内で初めて。
一方、これまでアメリカなどでは、下船してチャーター機で帰国後に感染が確認される乗客が相次いでいた。
ただ、これらの国では、帰国後も一定期間は隔離する措置を取っていて、今後、日本政府の対応がさらに問われることになるとみられる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200223-00215123-nbnv-l21
クルーズ船から下船した岐阜県在住者1人 「検査漏れ」で2月5日以降は検査受けず
2/23(日) 22:43配信メ〜テレ(名古屋テレビ)
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」から、陰性だとして下船した人のうち、岐阜県在住の1人が、国の「検査漏れ」で、2月5日以降ウイルス検査を受けていなかったことがわかりました。
岐阜県は、クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス号」から陰性だったとして、19日に下船した県内在住者の1人が、国の「検査漏れ」で、2月5日以降ウイルス検査を受けていなかったと発表しました。
症状は出ておらず、23日に検体採取を行い、24日に結果が出る予定です。
== FIN ==