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PCR検査【上昌広モデル】=軽症のひとも、ウイルス検査を必要と医師が判断した患者に、PCRウイルス検査をしてもらう。これがネットでは、医療崩壊を起こしてしまう、と総攻撃、炎上。しかし英国ではPCR検査対象を、インフルエンザに似た症状の人も、に拡大。これは【上昌広モデル】ではないか。
国民からは、PCR検査が受けられない不満と不安の声。
あいかわらずPCR検査数は押さえている
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200226-00000097-kyodonews-soci
■ウイルス検査実施、1日900件
2/26(水) 15:36配信共同通信
加藤勝信厚生労働相は26日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルスの感染検査について、18~24日の実施件数は1日平均約900件と明らかにした。政府は最大で1日約3800件が可能と説明しており、大きく下回る運用だった。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200226-00432792-fnn-soci
■病院4回...でも検査できず 新型肺炎 不安の声
2/26(水) 11:49配信Fuji News Network
感染の広がりを受け、不安の声も広がっている。
新型コロナのウイルス検査を受けるには、複数の条件がある。
発熱が続くものの、検査を受けられないでいる女性を取材した。
埼玉県に住む30代の女性は、2月10日から37.5度以上の発熱が14日間続き、新型コロナ感染を疑い、あわせて4つの病院と保健所も2回行きました。
ウイルス検査の対象者について、厚生労働省は、●37.5度以上の発熱が4日以上続き、入院が必要な肺炎症状がある場合などとしていて、女性はこの条件に当てはまらないため、検査を受けられなかった。
女性は、「(新型コロナの検査用に)のどの粘膜もとったんですけど、ずっと待っていたら、『やっぱり入院できませんし、検査もできません』と(言われて)、子どもと初めて、こんなにわたしと離れ離れになる。『ママは、熱は大丈夫?』って(電話で)毎日聞いてくる」と話した。
■「政府の基本方針」=(今後は)入院を要する肺炎患者の確定診断のためのPCR検査に移行
●どうしてこんなに入院を要する肺炎までPCR検査を待たなきゃいけないのか。これはもう医療倫理にかかわる問題だと思います。ちょっと私は常識ではありえないと思います。」(上昌広氏)
●街のクリニックでは、新型コロナウイルス のウイルス検査 ができず患者の検査希望を断るケースが相次いでいます。なかには重症の肺炎患者が検査を受けられないケースも…。 https://youtu.be/2ufAapckFEQ
■新型コロナウイルスの検査が「1日3800件可能」としながら、実際は“1日100件未満”の実態。 https://youtu.be/L-MwIz6YVWQ
http://kenchicjunrei.jp/blog-entry-259.html
■医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏講演。
保健所を通した国立感染症研究所によるウイルス検査は「THE 利権」そのものである。
だから、ウイルス検査は遅々として進まない。
ウイルス検査予算は、保健所を通した国立感染症研究所によるウイルス検査につける、のではなく、国民皆保険の適用に予算をつけるべき。
重症からではなく、無症状、軽症のひとも、ウイルス検査を必要と医師が判断した患者にPCRウイルス検査をしてもらう。医院クリニックの判断を通して、一日で9万からの、PCRウイルス検査ができる。
(韓国のように)医師の電話による問診に任せてその判断で検査が必要なひとを、民間が設置した「完全防護の隔離したPCRウイルス検査ラボ」に行ってもらうように、紹介する。
PCRウイルス検査【上昌広モデル】=
この【上昌広モデル】に対して、ネット上では、それでは【医療崩壊を起こしてしまう、のは火を見るより明らか】と総攻撃、上昌広は詐欺師、医師免許返上しろ、と、【上昌広モデル】は大炎上。
日本では、PCRウイルス検査が低く押えられる検査体制を取っているのは、「重症者の診療ができなくなる医療崩壊を防ぐこと」が優先されているから。
しかし厚労省はなぜPCRウイルス検査が低く押えられる検査体制を取っているのかは、国民には明確に説明していない。
検査数が不用意に増えれば、強制入院隔離となる「陽性」が、あっという間に、用意できるベッド数を超えてしまって、医療崩壊となる、そのPCRウイルス検査のモデル式を、国民には説明する必要はないと、例の上から目線で判断している。
【上昌広モデル】に対して、上昌広氏自身で、【上昌広モデル】は検査数は適切で医療崩壊とはならない、をPCRウイルス検査のモデル式で示して説明することは、してないようだ。上昌広氏は、反対陣営から、詐欺師、偽医者といわれているのだし、不毛のPCR検査議論を終結させるためにも、PCR検査のモデル式で示して医療崩壊とはならないことを説明すべきだ。
■PCR検査の「感度」と「特異度」に潜む問題について。
実際の検査が、その20%程度の1500件台なのは、医療のパンクの防止が目的です。おそらく1日では100人や50人以下の確認感染に抑えなければならないのではないか。
■PCRウイルス検査のモデル式
「現在のPCR検査の感度と特異度(1-測定誤差率)」には、
・経験ある医師によるスクリーニング(抽出)をせず、
・全数検査をしたときは、陽性と陰性両方の、誤差数が大きくなると
いう問題があると分かってきました。
あらゆる医療の検査で、感度100%、誤差数0%(特異度100%)はありえないものだからです。
【感度80%】
検査の感度とは、陽性の人を1回検査したときの陽性率です。
ただ新型コロナのPCR検査では、まさに新型でありデータが少ないので、感度は統計的に確定していません。
現時点では、70%から80%と言われます(ここでは楽観して80%と仮定します)。真の陽性の人を100人検査したとき、80人で陽性を示すが、20%の20人は陰性(=偽陰性)という結果です。
なお、偽陰性とされた真の陽性者20人の人を再検査すれば、感度80%から16名が陽性になります。しかし、真の陽性の4名は、2回目でも偽陰性とされます。これが、感度80%の意味です。
【特異度90%】
●特異度とは、感度とは逆に、(1-特異度)が陰性の人を●偽陽性としてしまう確率です。PCR検査の特異度は、80%~90%程度と言われます。
これでも、ここでは楽観的に高く見て90%は正確であるとします。100人の陰性の人を検査したとき10人(10%)は偽陽性になるということです。
【検証モデル】
以上の統計的なデータをもとに、「人口に対する感染率が1%のウイルス性の疫病」に対して、100万人の都市で、全員に対してPCR検査したと仮定します。(注)真の感染数は1万人です(感染率1%)。
PCR検査での80%という感度から、本当の感染数1万人に対して、8000人が陽性と診断され、感染でも2000人は●偽陰性になります。これは、「陰性かもしれない」という結果です。
(注)医療の検査全部で100%の感度はない。世論調査のように、アイマイなところが残ります。各種のガンの診断でも同じでしょう。総合的な診断には、専門医師の、豊富な経験知が必要な理由です。
■医療体制のパンクでの問題が大きいのは、「陰性の人を陽性としてまう特異度」です。検査数の「1-特異度90%=10%」を陽性にしてしまいます。100万人の全数の検査をすれば、本当の感染は1%の1万人なのに、●「偽陽性が10%=10万人」も出てしまうのです。
以上から、経験知の高い臨床医によって感染の可能性が高いというスクリーニング(抽出)を経ないで、ランダムに検査したときの、問題が生じます。
真の感染を、100万人のうち1万人(1%)とした場合、1回のPCR検査では、
(1)陽性の発見は、感度80%から8000人ですが、
(2)特異度の90%から来る、●偽陽性(これも検査での陽性)が(1-90%=10%)、つまり、100万人×10%=10万人もでてしまいます。
まとめれば、感染率が1%のウイルス性の疫病について、
・100万人に対して検査を実施したときは、
・陽性とされる人が10万8000人(真の陽性8000人、偽陽性10万人)も
出てしまうのです。
(注)●2回検査なら、100万人に対する偽陽性の10万人が、陽性1万人に減るでしょうか。それでも、真の感染数1万人に対して、1万8000人が陽性になります。
【人口100万人の都市または県】(これはソフトバンクの孫正義氏が100万人分のウイルス検査を無料で提供します、とぶち上げて、総スカンの反撃をくらったモデルケースです)。
わが国の現在の法と厚労省の指針では、感染での陽性は、軽症でも入院しなければならない。1回のPCR検査で、陽性と認定された人を入院させれば、入院数は10万8000人になってしまうのです。
受け入れ可能な病床数からみて、入院はとても無理ですから、公共施設、善意で提供されるホテルへの収容、または、多くが自宅幽閉になるでしょう。武漢では、バラックの強制収容所を作っています。
1回のPCR検査での発見確率は、「真の陽性8000人÷PCR検査の陽性10万8000人=7.4%」という低い数値です。
(注)2回検査なら、1回目に出た10万人の偽陽性は、感度90%で1万人に減ります。それでも陽性は1万8000人。実際の感染数の1.8倍です。
【見逃しが20%】
1回の検査で、「人口100万人の都市の10.8%(10万8000人)の人を陽性として入院または武漢のように隔離しても、真の感染でありながら入院・隔離されない偽陰性が2000人です。
2000人は「自分は白だ。PCRを受けた」と一層の自信をもって普通に生活し、病院の外での感染を広げることになるでしょう。PCRの全数検査をしても、その都市での感染の増加は止まらない。
【日本の全人口に対してPCR検査なら・・・】
日本の全人口に対して、1回のPCR検査した場合、10%(日本の全体では1260万人)が、PCR検査での陽性から、強制入院になってしまい、検査する前に医療は完全にパンクします。医療のパンクとは、感染者が軽症、重症にかかわらず、診療を受けることができず、自宅幽閉になるということです。
中国では、院内感染が40%だったとされますが、それも増えるでしょ
う。
【現状の検査体制は、ある程度は、正しい】
窓口で、医師がゲートキーパー医として、新型コロナへの感染を疑った人のPCR検査を、専門病院に委任してコントロールしている、現在のわが国の医療体制は「正しい」といえます。
100%の感度と特異度(測定誤算)のウイルス検査は、ないからです。
ここでは感度を90%としましたが、実際は、検体のとり方で71%に下がるとする医師も多い。極端な医師は、感度40%と言っています(反上昌広陣営の医師のように)。
【感度が60%と低く、特異度は高い簡易検査は、行うべきではないでしょう】
3月末から利用可能とされる、インフルエンザのような簡易検査キットの感度は高くでも60%とされます。特異度は不明です。「1-特異度=陽性と誤差する確率」も、正規の検査より高いでしょう。
治療薬があるインフルエンザでは、医薬の処方を決めるために簡易検査は有効です。
しかし陽性と決まっても治療薬がない新型コロナの「簡易検査」を実施すれば、偽陽性の激増から、必要入院数は10倍以上に増えて、医療の体制は崩壊します。つまり医療を受けられない人が増えた武漢のようなパニックを、わが国にひき起こすだけでしょう。
【結論めいたもの】
医学を含む実証科学は、測定の数字からのものでなければならない。あらゆる測定器には、必ず、標準偏差の誤差があります。PCR検査も同じです。現在の、PCR検査の感度と特異度を前提にして、検査、医療の体制を組むべきです。
ここで参考となるのが、公衆衛生学の発祥国、英国の態度です。
■英国はPCR検査対象を、インフルエンザに似た症状の人も、に拡大。
これは、【上昌広モデル】=
英国は、これを「決して医療崩壊が起こらない」数式計算のもとにおこなう。
英国の人口 66,856,000 年度: 2019
(以下の記事を抜粋引用)
https://www.bbc.com/japanese/51655651
新型ウイルス、英で検査対象を拡大 インフルエンザに似た症状の人も
2020年02月27日
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、イギリスではインフルエンザに似た症状が出ている人も、新型ウイルス検査の対象に含めることになった。100カ所の一般診療所と8カ所の病院で実施される。

https://www.bbc.com/japanese/51655651
英公衆衛生庁のポール・コスフォード教授は、検査はウイルス感染が拡大しているかどうかの「早期警報」になるとしている。
イギリスの企業では、石油会社シェブロンが、ロンドンの従業員1人が新型ウイルスの検査を受けるなか、従業員約300人に自宅勤務を要請した。
学校では、感染者が約400人に急増しているイタリアへの旅行から戻って来た子どもがいることから、休校にするところが増えている。
マット・ハンコック保健相は議会下院で、急速な流行に過剰反応しないことが大事だとし、さもないと「経済的かつ社会的な」損害を招きかねないと述べた。
また、国内企業に対し、自主隔離を希望する従業員には病気休暇を認めるよう指導したと話した。
英国では13人が陽性
イギリスの新型ウイルス検査はこれまで、中国や韓国、イタリアなど大流行が起きている国から帰国し、症状が見られる人だけを対象としてきた。
今後は8カ所の病院で、重症呼吸器感染症で集中治療を受けている患者も検査の対象にする。
また、100カ所の一般診療所では、咳や発熱、息切れなど軽いインフルエンザに似た症状がある人も検査対象となる。
公衆衛生庁のコスフォード教授は今回の措置について、中国本土以外の国々で新型ウイルスが広がっていることを受けての「私たちの警戒を高める」ものだと、BBCのラジオ番組で語った。
これにより、イギリスでは毎週、これまでより何百人も多くの人々が検査を受けることになる。1月に新型ウイルスの大流行が中国以外に広がって以来、イギリスでは7132人が検査を受けた。
うち陽性と判定されたのは13人。この中には、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を下船し帰国した4人が含まれている。
他の人に感染させるリスクを避けるため、病院での検査には、可能なら自分で車を運転して来るように指示されたという。駐車場に着くと、顔を覆い、ゴム手袋と使い捨ての前掛けを着けた看護師が出て来たという。
看護師は車の窓ガラス越しに体温や血圧、酸素飽和度を計測し、綿棒で(※ノドぬぐい液でなく)新型ウイルス検査のための検体を採取した。
医師のセカンド・オピニオンを希望すると、またも他の患者への感染リスクを下げるという理由で、従業員用の駐車場を歩いて裏口へと案内された。
「努力のものすごさを思い知らされる。病院には2時間半以上いた」とロビンソン氏は話した。「かなりの時間がかかることだ」
<分析>事実調査のミッション――ヒュー・ピム健康担当編集長
これは新型ウイルスが大規模に広がり始めている場合に備えた、PHEによる先制的な動きだ。
医師は現存するソフトウエアとチェックリストを利用し、特定の医療機関にやって来る、インフルエンザに似た深刻な症状をもつ患者たち(主に高齢者)を検査することになる。
目的は、新型ウイルスの感染が地域で拡大しているのか確認することだ。
実質的には、新型ウイルスの感染拡大(もしそれが起きているなら)についてデータを集め、理解を深めるための事実調査のミッションだ。
■公衆衛生学の発祥国、英国は新型ウイルス対策で、日本欧州各国、米国とも違う独自路線を採る。
(以下の記事を抜粋引用)
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-51887810
なぜイギリスは学校を閉じないのか 新型ウイルス対策で独自路線の理由
2020年03月14日 BBC

Image copyrightREUTERS
イギリスの「繊細」な新型ウイルス対策を策定している、サー・パトリック・ヴァランス(左)とクリス・ウィッティー教授
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-51887810
パラブ・ゴーシュ、BBC科学担当編集委員
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、多くの国は大胆な措置を次々に導入している。学校の一斉休校、大規模集会の禁止、厳しい移動制限――などだ。一方でイギリス政府は今のところ、そうした大胆な対策はとらず、どちらかというと地味な対応を続けている。
英政府は諸外国と比べて繊細とも言える段階的な対応を少しずつ打ち出してきた。対策が他国と違うのは、感染流行の段階が他国と異なっていることも関係する(訳注:政府筋によると、救急医療への負担を減らすため、政府は早ければ来週末にも大規模集会を制限する方向を検討中だという)。
コンピューター・シミュレーションによると、イギリスは今のところ感染拡大の初期段階にある。感染者の数は今から4週の間に急増し、10~14週後にピークを迎える見通しだ。
英政府の首席科学顧問、サー・パトリック・ヴァランスと、イングランド主任医務官のクリス・ウィッティー教授は2人して、現時点で厳しい行動制限を導入するのは時期尚早だと判断した。
厳しい行動制限は開始から数カ月間も続く可能性がある。そうすると、「自主隔離疲れ」が生じかねない。つまり、家にこもっているのに疲れた人たちが、感染流行が最高潮に達した時点で、表に出てしまいかねないというわけだ。
確かに高齢者は特に重症化の危険がある。しかしその多くはすでに隔離されている。まだリスクが比較的低い今の段階で、高齢者を顔なじみから切り離してしまうと、むやみにつらい思いをさせるだけという事態になりかねない。
サー・パトリックとウィッティー教授は、大規模集会の中止も、感染予防という意味ではそれほど効果がないと考えている。
この点についてもコンピューター・シミュレーションは、大規模集会の禁止による効果とそれに伴う混乱の負担を比較検討すれば、むしろ2人の専門家が提唱する方策の方が効果的だと判定した。つまり、各自がしっかり手を洗い、もしも症状が出たら自主隔離するよう求める方が、効果的だと。
手洗いと自主隔離を正しく実践すれば、流行ピーク時の感染者を2割は減らせるとサー・パトリックは言う。
「(スポーツの競技場など)大きい空間よりも、狭い空間で家族や友人から感染する確率の方が、ずっと高い」と、サー・パトリックは考える。
新型コロナウイルス、自主隔離でやるべきこと
学校閉鎖も同様だ。多くの国が感染予防のため学校を一斉に休校しているが、少なくとも今のところはイギリスでは学校の授業は続いている。
インフルエンザの深刻な流行に対しては、学級閉鎖や休校は有効だ。しかし、新型コロナウイルスによる感染症「COVID-19」はそれに比べると、子供の発症リスクは低いようだ。子供が保菌者となって、親や祖父母にうつす危険は残る。ただし、休校にすれば、国民健康サービス(NHS)がなんとしても必要とするスタッフの多くが、家に残る子供の世話のために欠勤せざるを得なくなる。
イギリスの新型ウイルス対策は、感染拡大のピークを夏まで遅らせるという戦略だ。夏になれば医療機関へのプレッシャーは今ほどではなくなるし、感染流行のピークを分散させれば、患者の治療も管理しすくなる。
加えてこの作戦は、ウイルスが今後何年も繰り返し出現する事態に備えて、国民に免疫をつけさせておこうとしている。
ウイルスをあまりに性急に押さえ込もうとすると、集団感染がぶり返す可能性がある。たとえば、極端な行動制限が解除された後の時点で、冬になってまた流行が再発するかもしれない。その場合、ただでさえ医療機関が忙しく負担の大きい季節に、またしても伝染病が流行してしまうことになる。
ばい菌はどうやって体内に……正しく手を洗うには
この作戦は、エビデンス(科学的証拠)をもとに作られたものだ。それは強調しておかなくてはならない。中国やシンガポールでの感染抑制対策に参画した大勢の専門家を含む、科学や医療の世界的一人者たちが多数、加わっている。そして今のところ、イギリス政府のこの方針に反対する科学者はいないというのも、注目すべき点だ。
この作戦に反対する人ももちろんいる。しかし、専門家として一生に一度の大変な決断を迫られているのは、ほかでもないサー・パトリックとウィッティー教授なのだという認識は、批判勢力の間にもある。それだけに、他の科学者たちは今のところは2人の判断を尊重し、異論は表向き口にせず、事態の推移を注視している。少なくとも、今のところは。
(以下の記事を抜粋引用)
https://toyokeizai.net/articles/-/336772?page=3
30年ぶり暴落に映る「コロナ恐慌」最悪シナリオ
世界のリーダーが協調して対応する必要がある
岩崎 博充 : 経済ジャーナリスト
世界では日本のようにいち早く一斉休校やイベント自粛に着手する方法を選んだ国と、イタリアや韓国のようにPCR検査の数を増やして感染爆発の実態がわかってから、学校や店舗、道路などの閉鎖措置をとる方法に分かれている。
日本の方法は、ひょっとしたら急速な感染拡大をある程度抑制させられるかもしれない。しかし、その副作用として企業活動を停止させる時間が長くなってしまうというのが欠点だ。PCR検査の体制を整えていないために、いつまでたってもだらだらと感染者が出てきてしまうような状況に陥る可能性もある。
●朗報! 時事通信 新型コロナ治療 「アビガン」有効性確認 中国
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200317-00000121-jij-cn
インフル薬「アビガン」有効性確認 新型コロナ治療、後発薬量産へ 中国
3/17(火) 18:45配信 時事通信
【北京時事】中国科学技術省は17日の記者会見で、新型コロナウイルス感染患者の治療薬として、富士フイルムのグループ会社が開発した新型インフルエンザ薬「アビガン」の有効性を臨床試験で確認したことを明らかにした。
アビガンの有効成分「ファビピラビル」に関するライセンス契約を富士フイルムと2016年に結んだ中国の製薬大手・浙江海正薬業が、後発医薬品を量産する方針だ。同社は先月、中国国家薬品監督管理局から認可を取得している。
臨床試験は、湖北省武漢市と広東省深セン市の病院で計200人の患者を対象に行われ、投与した患者の方が短期間に陽性から陰性になり、肺炎症状なども改善したという。アビガンは日本でも先月から患者への投与が始まっている。

アビガン https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200317-00000121-jij-cn
厚労省は「アビガン」有効性確認を、無視、ダンマリはできない。
== FIN ==